「子どもがやけどをしてしまった!」「交通事故を起こして子どもが大けがを…」
子どもの事故は誤飲や窒息、転落などが大きな割合を占めていますが、やけどやチャイルドシート未使用による交通事故など、私たちの身の回りには様々なトラブルが数多く潜んでいます。
大事なお子さんを守るには、トラブルを未然に防ぐ方法を知っていることが大切。今回は知っておいたほうがいい、その他のトラブルと回避方法について紹介します。
1. こんなことがありました 事故の事例紹介
- 事例1 フロントガラスを突き破る大事故に…
- 車の中で子どもが嫌がって暴れたため、チャイルドシートを外して運転していたところ、後続車に追突される。後部座席に立っていた子どもはフロントガラスを突き破り、前方に飛び出す大事故に。
- 事例2 電気ケトルの熱湯でやけど
- 子どもが床に置かれた電気ケトルにつかまり立ちをしたところ、バランスを崩してケトルが転倒。熱湯が床に漏れ、右足を中心にやけどを負った。
- 事例3 歯ブラシを口にくわえたまま…
- 子どもが歯みがきの時に、歯ブラシを口にくわえたままソファのアーム部分に立って遊んでいると、転倒して歯ブラシが喉の奥に。突き刺さる柄の部分は取れたが、先端部分は見つからず。
2. 事故に遭ってしまったときの対応
事故のケースによって対処法を理解することが大切です。
やけどの場合、手指などの場合は通院する程度ですが、顔面や頭部などの例や広範囲に及ぶやけどは入院が必要な場合もあります。乳幼児は大人より皮膚が薄く、重傷化するケースもあるため自己判断せず病院の診断を受けましょう。
交通事故などの大きな事故では、周囲の人が救急車を要請してくれることもありますが、原則として自身で救急車を呼びましょう。また、子どもが致死的な状態の場合は、心肺蘇生を行いながら救急車を待つ必要があります。反対に、どんなに症状が軽く見えても病院で受診をして、詳しい診察を受けるように心がけましょう。
3. 事故を起こさないために
少しの気配りや意識をするだけで、未然に防げる事故はたくさんあります。
子どもの自動車乗車中の事故対策は、チャイルドシート以外に方法はありません。必ず使用するとともに、座ることが楽しくなるような工夫をすることも大切です。
炊飯器、電気ケトル、電気ポットなどによるやけどは、子どもが触れない場所で使うことはもちろん、使用中にふたが開かないものや、高温の蒸気が出ない製品を使うことも大切です。電源コードが子どもにひっかかったりしないよう、電源コードをまとめるのもポイント。
歯ブラシによる刺傷事故には、まずは座って歯みがきを習慣化させることが重要。その上で、歯ブラシの柄の一部が柔らかいものや、先端が喉に届かないように持ち手につばが付いている製品などを使うようにしましょう。
4. 対処法がわからないときはお問い合わせを
やけどなどの事故にどう対処していいかわからないときは、以下に電話で問い合わせましょう。
万が一の場合は、すぐに119番!
子どもの救急相談はかかりつけ医に相談しましょう。
かかりつけ医につながらないときは
青森県子ども医療でんわ相談(#8000)
平日 | 19時から翌朝8時まで |
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土曜日 | 13時から翌朝8時まで |
日曜祝日 | 8時から翌朝8時まで(24時間) |
※ お盆の8月13日と年末年始の12月29日~1月3日までの期間は、日曜祝日と同じ対応になります。
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